保育・子育てがもっと楽しくなる!魔法の手遊び講座

【魔法の手遊び講座】晴天の中、終了いたしました!



新宿御苑の入口にて待ち合わせをしたときには

お互いに緊張感や戸惑いのあるメンバーたちでしたが、

アイスブレイクの挨拶ゲームや

今回はお子さんと一緒に参加して下さった方もいて

子どものいたずらな笑顔を見ているうちに

次第に和やかな場へと変わっていきました。



まずは、小さな年齢の子が喜ぶ

コロコロとかわいらしい手遊びをご紹介。


こちら、動作もとてもキュートな手遊びで

やっている大人もとてもほほえましい気持ちになります。


そいて、本編へ。


Ⅰ大事なお話、あいさつ、社会性に関わることを伝える時、

   人のお話を聞く時…など

   姿勢を正したい時にお役立ちな手遊び



「お出掛けの前に、電車の中でのルールを話したいけれども
 
 子どもたちの中ではすっかり電車にテンションが上がっていて、

全然お話が入らない…。そんなことありませんか?」

うんうん。一同、様々な場面を思い出して、うなづく。


~子どもがストーリー性のある手遊びを通じて

イメージの中で冒険をし、心が安定してくる効果を利用して

同じメロディーで3通りのバージョンがあるものをご紹介。



不思議なのですが、歌詞の内容が変わるだけで

世界観ががらっと変化するんですよね。



そして、

 Ⅱお昼寝の前に気持ちをクールダウンさせる、

   具合が悪い人がいる時に配慮をするなど

   静かにさせたい時にお役立ちな手遊び



「面白いことが大好きな子どもたち。ついついリクエストに乗っているうちに

お昼寝どころではなく、

テンションの高い集団に手がつけられなくなっていた…!

そういうこと、ありますよね。」


しばし苦い記憶に思いを馳せつつ、うんうん。


~そんなときはお歌のスピードやトーンをコントロール。


子どもの好きな歌に合わせるけれども、

持っていきたい方向は落ち着いたペース…ということで

とろーんとするようなのんびりしたペースへとリードしていってあげるのです。



そして、

 Ⅲ.遊びに飽きてダレている時や、場面を切り替える絵本や紙芝居の前など

   集中させたい時にお役立ちな手遊び
 


あります、あります。

いくら新しいおもちゃを買ったとしても、何度か遊んでいるうちにこども自身が

「またこのおもちゃ?なんかつまらないんですけど。」

~というような、無言のダレダレ感を漂わせている時…。



「ほら、あるでしょ、電車が。」

~なんて言っても、遊ばされることには魅力は無いわけで。



ここらで一度、気分を切り替えてあげると

遊びに対する新しい発想力が広がっていくきっかけにもなります。


ここでは昭和なテンポの懐かしい手遊びたちをご紹介。


…とはいっても、じつはちょっとした意味や工夫があるのです。



両手先を使いながら歌うことで、脳が活性化されたり。

カウントダウンすることで数の概念を感じられたり。

何気ない一言で、子どもが

「やってみよう!」といらずらに瞳を輝かせたら、こっちのものです。



 Ⅳ.お母さんとの別れ際にさびしくなてしまったり、

   気持ちが崩れている時など

   気持ちを穏やかにさせたい時にお役立ちな手遊び


 
保育園や幼稚園、預ける方も預かる方も

大変なのは朝のお別れなのではないでしょうか。

「お、お母さん…!!!」

~うぐっ、と泣き始めると、他の子までお母さんが恋しくなって

泣きの連鎖が始まってしまう…。。



そんな時は、ちょっと動作の大きな手遊びで

心と体・感情の仕組みを利用して、意識的に気持ちを切り替えてあげたり。



おなじみの手遊びに、意表を突くタイミングを入れることで、

「あっ、おもしろい!」という子ども心をくすぐるのです。

すっと気持ちが載った瞬間を見逃さずに、次の行動へと誘導してあげましょう。




と、ここで一旦シェアタイム。

一緒に手遊びをしながら進めていく講座ではあっても

一方的に受け身で聞いているだけだと、振り返った時に

「面白かったね~!で、あれ?なんだったっけ?」となってしまいがち。

そこで、レクチャーを受けて、自分がどう感じたのか。

どんな場面でそれを使えそうかに想いを馳せて、感想をお隣同士で話してもらう。

~そうすることで、イメージした場面を脳は

「ゴールイメージですか?」と持っていてくれるので

その後に現場で活用しやすくなったりするんですよね。



そして、後半へ。



 Ⅴ.今まさに始まる!遊びやイベントなどで

   気持ちをを盛り上げたい時にお役立ちな手遊び



「これから粘土遊びをしますよー!」


…って、ああ!!待てないのね?

もうすっかり目の前の粘土に夢中になり、話を聞かずに好き勝手に始めてしまっている…!



~そんなことってありますよね。



ワクワクな活動に入る前に、

一旦意識をこちらに向け、その後の流れにつながる導入や、大切なお話をする時。


そんな時には、ちょっとだけ

インパクトと遊び心のある手遊びを取り入れてみましょう。


それによって、一旦興奮を鎮め、感情のコントロールができるようになります。


“待てる”習慣ができると、その後の小学校や集団行動の際に

子ども自身がラクになりますよね。



 Ⅵ.遠足・イベントの前日など

   子どもの期待をふくらませたい時にお役立ちな手遊び



「明日は遠足…!」そんな、子どもの期待が最高に盛り上がる時。

楽しい体験によって未来に希望を持つ力、夢見る気持ちを育めるよう

大人の方がトスを上げてあげたいですね。



ここはもう…お弁当箱のさまざまなバリエーションを広げてみるなど

ひたすらひたすら、

子どもの気持ちを膨らませるアプローチを取ってあげるといいですね。



 Ⅶ.心が荒れている時・感傷的になっている時など

   気を紛らわせたい時にお役立ちな手遊び



そろそろ梅雨時。

ふだんはお外遊びで元気に発散をしていた子どもたちが、

発散の場を失う時期でもあります。



せっかくなら、子ども同士のけんかで発散をするのではなく

健全な遊びで楽しませてあげて、すっきりとお昼寝をさせてあげたいものです。



ここはぜひ、みなさんがご存じの“体をたくさん使う手遊び”を。



リズミカルに、テンポよく、だんだんヒートアップしていく…

けれども手遊びのいいところはきちんと外枠が決まっており、

終わりがあるところです。



「アブラハムには7人の子」など、子どもからリクエストがあれば

「もう一回行っちゃう?!」と、フルで3回ほど通してみたり。


お歌の中で、自分自身をとことん表現する。

メリハリをつけながらも、オチがある。


これは心強い味方ですね☆



 Ⅷ.そわそわ、落ち着かない、お勉強の前など

   子どもを一旦注目させたい時にお役立ちな手遊び



なんとなくTVを見てしまっている時、子どもが自動モードに入ってしまっている時。

…そんな時は、何を言っても “のれんに腕押し” の如く

声掛けが素通りしていってしまうことでしょう。


こんな時は、子ども自身に問い掛ける・掛けあいを楽しむ手遊びで

他人事から自分ごとへと意識をシフトしてあげましょう。



おなじみの“グーチョキパーで何作ろう?”を…たとえば、

「何作ろう?」と、問いかけに使ってみる。


尋ねられると、子どもは考えます。

「うーーーんと。うーんと。パンダさん!」

「おおー。パンダさん、いいね!」

自分の意見が採用されると、誇らしげな笑顔で

キラキラと先生を見つめてくれることでしょう。



こんなやり取りを通じて、自分の感情が動くことで

心の軸が自分に戻るんですね。



~ということで、掛け足ではありあましたが…。



私たちが昔懐かしい 昭和な手遊びを20ほどご紹介し。

手遊びマジシャンDAIちゃんより魅惑のアレンジ・

子ども心をくすぐる楽しい手遊びを10余り、ご紹介いただき。

あっという間の2時間でした。




今回、この講座を作っていて しみじみ感じたのは…こういったことでした。



●お金を掛けるのではなく、知恵を掛ける!
~それによって、もともと備わっている子どもの感性や能力が

無限に引き出されていくんですよね。



●繰り返しのパワー

何年も保育をしていると私たちはついつい、

「あ~、あの手遊びもう飽きてきたな。きっと子どもも飽きてるよね。

なんか新しい手遊びないかな?」

~と、新たな歌を探しに旅に出たりするのですが…。

私たちには当たり前でも、生まれて数年しか経っていない子どもにとっては

未知のこと・吸収していくべきことがたくさんあります。

逆に、繰り返すことが安全地帯を作ることにもなり、自己有能感を高めたり

自信をつけて新たなアレンジを考え始めたりと、

創造性を刺激するきっかけにもなるのです。



●一人でなんとかしようとしないこと!

手遊びのアレンジは、実は子どもと一緒に創っていくものでもあります。

「つぎは…どうする?」

「グーとパーで…何にしようか?」

~そんなふうに投げかけてみることで、いつものパターン以外の発想力を刺激し

私たち大人が思ってもみなかったようなアイディアを出してくれるのです。



●魔法使いであること!

縦横無尽に遊びや可能性を伸ばす集団、子どもたち。

その好奇心に満ちた瞳を、心が「ワクワク」で一つになり、

クラスを同じ方向へとリードしていく力を持つ手遊び。

…これはもはや、「魔法」ですね。

私は講演でお母さまたちに対しても手遊びをすることがありますが、

それまで後ろ重臣だったお母さまたちが、

恥ずかしさを横に置いて、マスターするべく何度か手遊びを繰り返すうちに

笑顔になり。お互いに合いコンタクトを取りながら、心の距離が近づくのです。





“心の距離が近づく魔法を使う、私たち”

じつは…魔法使いなのかもしれません。





そんな気持ちで、楽しみながら、自由に、クリエイティブな気持ちで

手遊びを展開していっていただきたい。




それが、この講座を主催した私たちからの願いです。



お子さんが園に通っているという方は、

ぜひ身近な保育士さんに手遊びを教わってみてくださいね。

そこには、ワクワクが眠っているかもしれませんよ。



<参加者の感想>

・知って一る手遊びもありましたが、

 心理面・目的などを考えたことも無かったので、
 
 もっと深く知ることができました。

(保育士  女性 Y.Nさん)


・手遊びを覚えることができたし、それを使うタイミングが分かって良かったです!

 自分が知っている手遊びでも、ちょっと手を加えるだけで

 いろいろな効果が生まれるということを学びました。

 (幼稚園教諭 女性 S.Hさん)


・すぐ使えるものばかりでした!

 (保育士  平田美香子さん)


・たくさん手遊びを覚えられました♪

 手遊びって奥が深いんだな~と思いました。

 子どもの心理にも少しかじれてよかったです。

 現場で使ってみようと思います。

 (保育士 女性 N.Nさん)


・このような講習会に参加するのは初めてだったのでドキドキしながら来ましたが、

 最初にコミュニケーションの場を作っていただいたので、リラックスして臨めました。

 手遊びもただやるのではなく、効果を考えて使うということが分かって勉強になりました!

 (学生  斎藤奈緒美さん)


・青空の下で、ノリノリ揚げ揚げで(※参加者だけの企業秘密)楽しかったです。

 知らない手遊びもあり、覚えて活用できそうです!!

 (保育士 女性 S.Tさん)


・保育に携わる方の声も聞けて、とても良かったです。

 (子育て中 女性 I.Sさん)


・一つの手遊びでたくさんのレパートリーがあって、子どもの引き付け方がよく分かった。

 (学生・保育士 女性 H.Tさん)




みなさま、どうもありがとうございました!