第12回目「難しい保護者への対応の仕方・伝え方」

「子どもと一緒にたくさん遊べる♪」

~そんな夢を抱いて、保育士を目指した方も
たくさんいらっしゃることでしょう。

ところが、実際に保育の現場に入ってみると
一番に待ち受けている関門は、
保護者の方からの洗礼なのではないでしょうか。

「子どもを産んだこと、ないくせに。先生、本当に大丈夫?」

~そう、言葉に出して言う方も入れば…

 

言葉には出さないものの、
探り探りで会話を選ぶ人もいることでしょう。


私自身、最初のころは
「なめられてはいけない!」
という気の張った思いとは裏腹に
親御さんの前に立つと、緊張してうまく話せず、
とんちんかんなやり取りをして自己嫌悪に陥る…。

~そんなことが、よくありました。

いつからでしょう…?
『親御さんも不安なのだ』
ということに気がついたのは…。

強く言う親御さんほど、不安を感じています。
何かとつっかかってくる親御さんほど、孤独を感じています。


…そして、一番心配なのは、何も言わない親御さんですね。

日々感じている、さまざまな思いを胸に秘め、
何事もないかのように笑顔でお迎えにくる。

強い人かもしれませんし、
ある日突然、堤防が決壊し、
「モンスター」と呼ばれる状態になることもあるかもしれません。



保育士である私達は、様々な親御さんとのやりとりの中で
子どもがのびのびと生活をしていけるように
パートナーとして連携を組みながら、子育て輪を作っていくこと
がお仕事ですね。


そのためにも、様々な親御さんと、どう関わっていけばいいいのか。
がんばりやさんな保育士さんへ、「ありがちな失敗談」
松原&西塚による共感ポイント満載デモンストレーションで楽しんでいただきつつ、
(演技派すぎる!と病み付きになる人、続出。)

心理学コーチングNLPのメソッドを織り交ぜて
その具体的な方法をご紹介していきます。


◆こんな状況でお困りの方、お役に立てることと思います◆
・なかなか非を認められない親御さん
   →防衛を解いて、受け入れてくれるようになるといいですね。

・話を聞いてくれない親御さん
   →ゆとりを持って受け入れてくれるような関係性づくりが大切ですね!

・逆切れしてしまう親御さん
   →ありのままを受け入れてもらえるよう、
     まずは親御さんの気持ちを受け止めることからですね。

・神経質な親御さん
   →安心して委ねてくれるように日々のやり取りが肝になりますね。

・約束を守らない親御さん
   →状況に理解を示し、“約束を守りたくなる”ような関わりが重要ですね!

・言い訳をする親御さん
   →気持ちに共感をし、素直に受け入れてくれるように
    気持ちのセットアップができるといいですね。

・過保護すぎる親御さん
   →お子さんをかわいがる気持ちを生かして、視野を広げ
    長い目で見て大切なことを伝えていけるといいですね。

・育児ノイローゼになりかけている親御さん
   →一生懸命で周りが見えなくなっているかもしれません。
    気持ちを話せる状況を作ってあげられるといいですね。

・厳しすぎる親御さん
   →しつけの大切さと共に、この時期に必要なことを
    他の視点から理解していただけると良いですね。

・子どもの発達相談を受け入れられない親御さん
   →子どもの成長のために一緒に考えて行ける
    パートナーシップを作れると良いですね。


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「難しい保護者への対応の仕方・伝え方」

■ 日にち : 2010年 12月 5日(日)
■ 時 間 : 9:00 開場 
         9:15~開始  12:00 終了

■ 場 所 : 東京ウィメンズプラザ
 http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
■ 料 金 : 3,000円
■ 定 員 : 15名


★終了後、「野菜畑」にてランチおしゃべり会があります。(ランチ実費のみ)
日ごろの悩み、「みんなはどうしてる?」ということ、
わいわい食べながらお話しましょう~。

 

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保育士さんのコミュニケーション講座 ご報告です。

 

当日の流れは、以下の通りです。


9:00 開場     9:15~開始
       ・ アイスブレイク
          *カラダを動かしてリラックス!
          *難しい保護者とのコミュニケーションに想いを馳せる
       ・ 自己紹介

       ・ 現在の状況のシェア
       ・ 理想とする状態について考える 
       ・ 3つのポイント
          1.距離感 
            *距離のワークを体感
          2.信頼関係
            *信頼関係を築くポイントをレクチャー
          3.伝え方 
            *黄金ルールの実践(デモ&ワーク)
       ・ 振り返り
   12:00 終了

 

はじめは緊張をほぐすためのゲームから!


親御さんとのコミュニケーションを
キャッチボールに例えて表現していただくと
一同、「あるある!!」「え~!!」と、どよめきが。

親御さんとのやりとりは、保育士の数・親御さんの数だけ
バリエーションがあり、一つ一つへの対応策を伝えたところで
それが意味をなすかは分かりません。

それよりは、お一人お一人が接していらっしゃる保護者とのケースを
頭に置きながら、セルフコーチングができるよう
システム図を用いた考え方を身につけていただこう。

~ということで…。

実際に親御さんとの困ってしまうケースを、
絵に描いていただくことにしました。

●現場を知る
 ~説明していただく。
   ↓
●理想の状態を考える。
 ~説明していただく。
   ↓
●その間にあるものはなにか?
 ~それぞれにとって、必要なものを考えていただくことに。


「あっ。コミュニケーションですね。」
「やっぱり、信頼関係がないと…。難しいですよね。」
「もっと、相互にやり取りができるように…親御さんの話を聞かなくちゃですね。」
「伝え方を工夫すると…いいかもしれません」

 

~と、確信に満ちた声と共に、笑顔が見え始めました。

こういった気づきを元に、後半戦は
6つの距離感と、それを縮めていく小さなアクションを
実際に体験していただきました。

次第にペアの間に協同感が生まれ、笑顔が増え…。
体験後のレクチャーでは、
みなさん心から納得し、真剣にメモを取る場面が印象的でした。

その後、“伝え方”の場面では
私たちの二通りのデモを元に、それぞれの復習をかねて
気づきをシェア。

さらに、黄金ルールに則って、実際に話す内容を考え
お互いにシェアをすることで、
それぞれの引き出しが増えていく時間となりました。

そういったことを元に、ある事例を上げて
保護者役・保育士役で実際にロールプレイをしてもらったことが
お一人お一人に、学びとして響いたようです。

 

~その後、全員参加ランチ会へ!

働いている状況・仕事先を選ぶ中で大切にしていること・
現状として感じていること・アドバイス…などなど
話題は尽きることがなく。

気がつくと、午後の日差しがにわかに
夕日に変わりつつある時間へ差し掛かっていました。
熱い時間でした。

<参加者の感想です>
話を聞くだけではなく、体験できたからわかりやすかった。
もっとコーチングについて話を聞ければ良かったなと思いました。
        (保育士  女性 K.Y)

明日から実践できるコミュニケーション講座でした。
事例を上げながら自分も体験しながら行えたので、とても楽しかったです。
仕事の面だけではなく、今回のものはすべてのところで使えると思いました。
         (保育士 女性 Y.M)

システムシンキングを始めたときはどうするの…?と思ったのですが
頭の中で整理できたし、実際に体験することで「こうなんだ…」と
実感できるのが良かったです。

今までの自分を振り返って
こういうことが十分にできていなかったな…と気付けることができて
じゃあ次は…と考えるきっかけになりました。
他の人の意見も良い気付きになって良かったです。
ありがとうございました。
         (保育士 女性 T.Y)

具体例を上げての現場に即した内容だったので
非常に分かりやすく、理解・納得ができました。
また、現場ですぐに実践できる内容だったことも良かったです。
         (保育士 女性 Y.A)

楽しく参加でき、すぐに実践できることばかりだった。
         (保育士 女性 N.K)

内容がとても解りやすく、保護者対応だけではなく
「人間関係」でのコミュニケーションでも対応できると思い、
役立ちました。
         (保育歴5年 優結さん )